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もっと読まれるサイトやブログになる7つの書き方とコツ

伝助のブログも4ヶ月目となりました。編集長も4ヶ月目になりました柬理(かんり)です。

編集長ということで日頃から文章とは深く関わっていますが、私が1日の中で時間を含めて最も多くのリソースを使っている業務はWebディレクター業務です。このWebディレクターという業務はサイトを作る監督になりますが、文章にこれまた深く関わる業種です。

Webディレクター業務としてクライアントに文章作成を依頼することはほぼ毎回発生します。もちろんクライアントは文章を作成することに慣れていないので、ある程度の見出しやヒントを考えたりすることも業務の1つですし、どうしても書けないクライアントの場合には代筆することもあります。

また個人的にも趣味で4年近くブログを続けているので、特にWebに関する文章については常に考えています。ブログで文章を書いて、その反応がどんなものだったのかを追うことはかなり好きな作業です。

どうせサイトを作るのであれば、ブログを書くのであれば多く人に読んでもらった方が良いことは明白です。多分みなさんその為に文章を書いているのですから。その為にサイトを作るのですから。

以下にサイトを作る上での、ブログを書く上で、より読まれやすくなる効果的な書き方やコツを7つまとめます。

これだけがWebライティングの全てではありませんが、この7つを意識するだけでも文章はグッと良くなり、読みやすく意味のあるものに変化するでしょう。

読まれるサイト・ブログを目指す、7つのウェブライティングのコツ!

Webライティング

 

書き方1.読み手を意識する

まず最初に絶対にやるべきことは「読み手は誰か?」ということです。もちろん文章をせっかく書くのですから老若男女あらゆる人に読んでもらいたいという希望はあるのでしょうが、そんな文章はこの世に存在しません。世界で1番読まれている本はコーランや聖書ですが世界中全員が読んでいるわけではありません。

なのでまずは誰に、どんな人に読んでほしいのかを決めます。

例えば埼玉県越谷市でピザ屋さんのサイト(もしくはブログ)を作る場合を想定します。この場合の読み手はざっと考えても結構多くの想定ができます。

  • 越谷に住んでいる人
  • たまたま店舗の前を通りかかった人
  • 越谷で働いている人
  • 週末に越谷に遊びに来る人
  • 全国のピザを食べつくす洋食マニア
  • 無類のピザマニア
  • 世界をまたにかけるピザに詳しい人
  • 越谷近辺で忘年会や歓迎会をやりたい人

などなど。まずは「どんな人に読んでほしいのか」と、読み手に対して書くということを意識しないといけません。もしそのピザ屋でこだわりのワインやチーズを使っているのであれば、さらに想定は増えるでしょう。

極端ですがピザ屋なのに「寿司に対する深い愛情」とかを書いてもしょうがないのです。いやそんなサイトあったら逆に見てみたいですけど。

 

 

書き方2.読み手の状況をより深く意識する

次に意識するのはサイト、ブログ全体の話ではなく、1ページ毎にどんな内容を記載するかの話です。

例えば購入に関するプロセスなど参考になります。人が物を購入するプロセスは「認知・興味」⇒「情報収集」⇒「比較検討」⇒「意思決定!」と言われています。サイトやブログの場合、個人的には「情報収集」「比較検討」の部分に力を入れて作るべきかなと考えています。すでに認知して興味を持った人に対して、情報収集の手助け、比較検討の材料として情報を提供するイメージです。

図形

 

そして次に考えるのがカスタマージャーニーとも言われたりしますが、「顧客が購入に至るプロセス」をもう少し具体的に考えてみます。また同じように越谷店のピザ屋で考えてみます。

  1. ピザのCMを見てピザを食べたくなった
  2. 近くのピザ屋に食べにいくか、いやそれとも配達で楽をしようか
  3. Webで料金比較、「あれ配達だと1枚2,500円か。お店だったら2枚3枚食べられるぞ」
  4. 近くのピザ屋にすることにする。調べてみると近くに2店舗だと思っていたのが4店舗あったみたい
  5. 4店舗のサイトで比較。値段やメニュー、サイト上の美味しそうなピザの写真。料理長の経歴、こだわりなど。
  6. 1番美味しそうでリーズナブルなピザ屋に決定!食べにいく!

みたいな感じですかね。これは考えられるパターンはたくさんあります。真実はいつも1つではないのです。

こうなると例えば私がブログを書くとすると2の「近くのピザ屋に食べにいくか、いやそれとも配達で楽しようか」の段階の人に向けては、宅配ピザと店舗で食べるピザの違い、例えば料金や、焼きたてが食べられることといったメリット・デメリットをまとめると読まれる気がします。

もう1つ4の「近くのピザ屋にすることにする。調べてみると近くに2店舗だと思っていたのが4店舗あったみたい」の段階の人に向けては越谷市のピザ屋のまとめ、可能であれば実際に食べてみて写真を撮って、それをランキング形式で美味しかった順なんかにまとめてもいいかもしません。

 

 

書き方3.読み手の疑問や不安や期待にこたえるタイトルを設定する

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サイトやブログへの流入経路はたくさんあります。例えばFacebookやTwitterのSNS、それにブックマークから直接アクセスしてくる人もいますし、メルマガなどからの流入も考えられます。しかし多くのサイトのメインの検索流入はやはりGoogleやYahooなどの検索エンジンからが1番多いでしょう。故にSEOがずっと注目を浴びるわけです。

読み手は検索エンジンを通して何かしらの「疑問」「不安」「期待」をして検索をします。その「疑問」「不安」「期待」にこたえるサイトやブログを探すのです。

大半のユーザーは検索をして、検索ページからその「疑問」「不安」「期待」に答えてくれそうなタイトルが表示されているページをクリックします。

ページを開いてくれなければ読んでもらう前に終わりです。まず読み手はタイトルで読むか・読まないかを決めるのです。そこで読むを選択してもらわないことには1000文字書こうが、2000文字書こうが読まれません。

タイトル

 

その為、上記で書いた読者のどこの部分に向けて書いているのか。

例えば「近くのピザ屋にすることにする。調べてみると近くに2店舗だと思っていたのが4店舗あったみたい」という状態の人に向けて書くのであえば、

「食べ歩いてわかった越谷のピザ屋ランキング」

とか

「越谷のピザ屋4店舗の美味しかったメニューまとめ」

とかそんな感じのタイトルにすれば少なくともタイトルをクリックしてくれるんじゃないかなと思います。間違っても「今日の夕食は・・・・あのイタリアン!」なんてタイトルはダメです。

 

 

書き方4.流し読みでもある程度内容が理解できるように見出しを設定する

Webの文章というのはある意味適当に読まれるのが通常です。本のように1ページずつ1文字も逃さずに読もうとする人の方が少ないです。

まずはGoogleなどの検索エンジンで調べたことを検索し、その答えとなっているようなタイトルをクリックします。そしてそのサイトなりブログの冒頭をざっくりと斜め読みして「あ、これ違うわ」と感じればすぐ離脱して、別のページを探します。

ここで「ここには答えがありそうだぞ」と感じさせられれば、細かく読んでもらえるようになります。

その為、このブログでもそうですが、大見出しや小見出しをうまく活用して、ななめ読みでもある程度何が書いてあるのかがわかるような構成にすることが大切です。もし10000文字を超えるような記事であれば目次を設定してあげるのも読み手には親切です。

 

 

書き方5.文章を省かず丁寧でわかりやすく書く

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何でもそうだと思いますがわかりやすければわかりやすい程、その文章は良いものだと思います。何かの魅力を紹介するページなのに、哲学書のように1文1文「これはどんな意味だろう?」と考えさせるような文章だったら面倒くさくてしょうがありません。そんなサイトやブログ、仮にタイトルでクリックして読み進めても3秒で戻るボタンですよ。内容にもよりますが子供が読んでも理解できる文章が1番です。

例えばこんな構成になっていて「読むのめんどくさっ!」となった経験はありませんか?

  • 恐怖!いきなり出現する専門用語
  • 恐怖再び!さらにいきなり出現する普段使わない難解用語
  • 書き手よなぜだ!「ここは割愛します」という仁義なき割愛
  • わからぬ!わからぬよ!「ここは適当に」という試練
  • エンターキーが壊れていたのか!改行のない怒涛の文字量で書かれた文章

わかりやすく書くのですから、専門家から初心者が見てもわかるような文章にする必要があります。あと分かりやすく書くことで必要なキーワードは勝手に網羅されるというメリットもあるので、SEO効果もあります。

定期的に改行がない文章はWeb上では非常に読みづらかったりします。単純に疲れて読みたくなくなるのです。

例ですがピザの作り方を紹介するページだったとします(ピザ全く知らない私が専門用語集見て書いているので合っているかどうかわかりませんが)

 

「じゃあ今日は8インチのピザを作ることにしましょう。そうですねトラットリアで出るようなピザにしましょう。リストランテではないですよ。ピッツァヨーロを目指している人も、ピッツァヨーラを目指している人も是非参考にしてね。今日はマリナーラにしようかマルゲリータにしようか。いや待てよボスカイオラにしようか。と迷ったんだけど、ビスマルクを作ろうと思います。ベイカーズピールと薪窯の用意はもちろんできていますか?でははじめましょう。ビスマルクなので材料は割愛します。作り方からいきましょう!」

 

めちゃくちゃ読みづらいですよね。何より何言っているのか全然わかりませんね。書いている私が全然わかりません。さすがに材料割愛はしないと思いますが、割愛する場所を間違えると、「ここ割愛するのかよ!」と読み手は感じてすぐに離脱してしまう可能性もあります。

徹底的にわかりやすく書くということは必要です。

 

 

書き方6.一発でイメージできる図や写真を設定する

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書いてある内容が一発でイメージできる図や写真はものすごく効果的です。

図じゃSEO的には効果がない。と思われるかもしれませんが結局サイトやブログは読み手である人のために書くのですから、写真や図で読みやすく分かりやすくすることには絶対的な意味があります。

上記の流れにもある通りタイトルでクリックして、まず図や写真でその答えの回答がイメージできればその記事はほぼ確実に読んでもらえることでしょう。

また単純なことですが見出しや図を設定することは読み手にとって、非常に丁寧な作りにもなります。Webページでは付箋が使えないので、一気読みしなければいけないような雰囲気が出てきますが、図や見出しを用意することで読み手に数秒、もしくは数分でも休みをとりながら読み進めることができるようになるのです。

 

 

書き方7.推敲(すいこう)をくり返す

推敲とは文章を作りなおす、考えなおしてより良い文章にする行為のことです。

何で推敲を繰り返すのかというと、「単純にわかりやすくするための行為」だからです。

誤字脱字があれば、前後の文章の意味がわかりづらくなるので修正した方が良い事は明白です。分かりづらい表現であれば、初心者の人が読んでもわかりやすい文章であるように修正するべきでしょう。

個人的には読み手を想像できたら、その記事を一気に書き上げます。その方がリズム感も統一されますし、書いた事の矛盾も少なくなりますから。

そしてその日中でもいいし、別日でもいいので今度は推敲します。推敲は書く時間と同じくらいは繰り返してもいいでしょう。私の場合個人ブログの場合は推敲を実はそこまでしませんが、このDENSUKEブログや依頼されて書くような文章の場合はほぼ2行に1回くらいは修正をするように時間をかけて推敲をします。

過去に読んだエッセイだったかと思いますが、村上春樹さんも推敲にものすごい時間をかける。と読んだことがあるので、最高峰の小説家ですら推敲には書く時間と同じくらいの時間を費やすみたいです。それだけ推敲には意味があるということでしょう。

あくまで遂行する上でのポイントは「わかりづらい箇所はないか」です。それを修正するために推敲を繰り返すのです。推敲してわかりづらくなったら本末転倒です。

 

 

意味のない10ページを書くのなら、意味のある1ページを書く方が断然効果的

よくSEO関係本やら記事で「記事を量産する」系のことが書かれていますが、それは本当に意味があるのでしょうか。

上記でも書きましたが、検索で読まれる流れには「検索」⇒「タイトルのクリック」⇒「ななめ読みor冒頭読み」をして、細かく読んでくれます。

量産を目的とした内容の薄い記事、読み手の「不安」「疑問」「期待」にこたえそうにない記事は、結局はすぐに離脱されるページになります。

作るサイトやブログは結局は読んでもらうことが目的なのに、最後の最後に読んでもらえそうなチャンスを逃すことになります。

個人的には意味の薄い記事を10ページ書く・作るのであれば、読み手を意識した意味のあるわかりやすいページ・ブログを1ページ書いた方が断然意味があります。

上記7つのコツを守るだけでも、効果は確実にあるので是非サイトの文章やブログのライティングの参考になれば幸いです。

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