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Webディレクターとして業務で役に立ったおすすめの本12冊まとめ

こんにちは伝助ブログの編集長です。えぇそうです、あなたの柬理(かんり)です。

私が週に5日間、毎日8時間編集の仕事をしているかというとそんなことはありません。伝助にいる90%の時間はもう1つの姿であるWebディレクターとして仕事に打ち込んでいます。

私自身もともと金融系のメインフレームというあまり普段触れることのない業界で約7年過ごし、その後Web系のプログラマーを経験して、今Webディレクターとして従事しています。

その為この伝助に入って、越谷の地ではじめてWebディレクターとなりました。社会人経験はもう10年になりますが、Webディレクターとしての仕事はまだそこまで長くありません。

何か新しいことを始めるとき、まず適当に始めるということも大事にしていますし、それに関する本を読むということも大切にしています。本は著者が数年数十年で培った知見が、1,000円~3,000円ほどで買えて知ることができる素晴らしいツールです。

今までWeb関係以外の本から、その他様々な本を読みましたがその本で得た教訓なり、知識はWebディレクターとしても至るところで活用されています。

今回はその中でも特に勉強になった本を12冊程ピックアップしてみました。新人ディレクターはまず読んで損はないと思いますし、玄人ディレクターも読めば新しい発見があるかもしれません。

Webディレクターとして業務で役に立った本12冊

それでは12冊ほどWebディレクターになるなら、なったら読んでおいた方がいい本を紹介します。

今回はカテゴリーとして以下のように分けてみました。気になるカテゴリーから手を取ってみてはどうでしょうか。

  • Web全般に関する本
  • Webディレクションに関する本
  • Webマーケティングに関する本
  • SEO(検索エンジン最適化)に関する本
  • Google Analyticsに関する本
  • Search Console(旧Webマスターツールに関する本)
  • ショッピングサイト(ECサイト)に関する本
  • タスク管理に関する本
Web全般に関する書籍
1冊目:Webを技術



これはプログラマー時代に読んだ本になりますが、Webそのものがどんな技術のもとに成り立っているのかが記述された名著で、かなり詳しい内容で網羅することができます。

深い技術系の内容なので一見エンジニア向けの本かと感じるかもしれませんが、全てが理解できずともある程度内容を理解しておけば特にエンジニアとのコミュニケーション時に役立つことが多いでしょう。

理解できないところはとりあえず飛ばしていいので、一読しておくと良いです。

 

Webディレクションに関する書籍
2冊目:現場のプロが教えるWebディレクションの最新常識


制作、企画、設計、プロジェクト管理、運用までディレクションも含め、Webサイトを作る上の知識やスキルが網羅的に書かれているのが本著。

網羅的に触れているため、1つ1つの知識は薄いですが全体像を理解するにはうってつけ。ここでざっくり理解して自分の足りない部分は別の本や経験をして補っていくのがベストでしょう。

全面カラーで読みやすく個人的にはWebディレクションの図鑑というイメージ。

3冊目:第一線のプロがホンネで教える 超実践的 Webディレクターの教科書


今読み途中で半分くらいしか読んでいないからまだ本来はおすすめして良いのかどうか微妙なのですが、現時点で非常に勉強になるのが本著。

小手先のテクニックや一般的にどうだとか。そういったことは脇においておいて、著者自身が第一線で活躍するWebディレクターのため、実際のディレクションでよくある失敗、失敗につながる行動。その対策・対応などなど。実際に起こりうる問題をどうやって対処したのか、するのかについて書かれた本です。

また受動的ディレクターから提案型ディレクターになるためにどうするべきか。その辺が充実しているのでディタクター初心者はもちろん、恐らく中堅、上級のディレクターも新たな発見があるはず。

Webマーケティングに関する書籍
4冊目沈黙のWebマーケティング


サイトで連載しているときに毎回毎回楽しみに楽しみにしていたのが「沈黙のWebマーケティング」。それを書籍化したのが本著。

ハードボイルドな小説・ラノベ的に書かれた物語で、何より最高に読みやすいのに勉強になるというが素晴らしい!

約500ページとページ数はものすごく多いように感じますが、実際読んでみると恐らく普通の本と同じくらいのスピードで読みきってしまうでしょう。先が気になって寝れない技術書なんてそうそうありません。

SEO(検索エンジン最適化)に関する書籍
5冊目:10年つかえるSEOの基本

個人的には最初に読むSEO系の本としては、本著が最も適しているのではないかと思っています。

とある企業のWeb担当者になった女性と、SEO会社に勤める先輩との会話形式で進む物語でSEOとは何なのかを学ぶのですが、女性がSEO初心者の設定のため非常にわかりやすく、噛み砕いた内容になっています。

書いてある内容もブラックハットなことは一切なしの、コンテンツありきのホワイトハットなSEO。SEOを学ぶならまず最初に読むべき本は現状これ。

6冊目:いちばんやさしい新しいSEOの教本 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方


「いちばんやさしい」と書かれているのですが、実際読んでみると結構踏み込んだ内容まで書かれています。

最初に読むと理解できない部分があって何回か読むことになるかもしれませんが、程よくやるべき事が記述されており、特にサイトのタイプ別にやることが書かれているのは実際のサイト制作に非常に役立ちます。

まず上記の「10年つかえるSEOの基本」を読んでから、本著を読めばすんなりと理解ができるので読み方としておすすめ。

7冊目:検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書


もう10年以上前に初版が書かれその後2008年に全面リニューアルした本書は、SEO本の名作中の名作。

日本のSEOの第一人者である渡辺隆広氏によって書かれた本で、基本これに書かれていることはSEOの考え方として、ほぼ全てだからこれ読んでおけばいいよといった本。しかし厚く全てを読むには結構な労力がかかります。

SEOは小手先の技術ではなくて、まず考え方を理解することが重用です。上記2冊ももちろんですが、この「検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書」もホワイトハットなやり方とそもそもSEOって何なの?どんな考え方なの?ということが理解できる良本。

 

Google Analyticsに関する書籍
8冊目:新しいアナリティクスの教科書


Analyticsでできることはたくさんあります。それはわかっています。サイトに関するあらゆるデータが集められており、様々なデータに加工して提供してくれる超便利ツールです。

しかし多くのサイト運営者がそうでしょうが、訪問数、PV数あたりだけを見て他のデータは見るべきではあるけれど、何をどう見ていいのかがわからないといった問題があるのではないでしょうか。

この問題に解決の糸口を与えてくれるのが本著。この本ではGoogle Analyticsの画面を前に読む必要は一切なく、どうアナリティクスを使っていけばいいのか、データを取り扱っていけばいいのかを教えてくれます。

9冊目:Google Analyticsパーフェクトガイド


Google Analyticsはアクセス解析・分析ツールとして非常に優れたツールです。

しかし専門的な知識がなければその機能のうちの5%も使いこなせないのではないでしょうか。それを100%に近づけるために便利なのが本著。

パーフィクトガイドとあるようにまさにGoogle Analyticsの取り扱い説明書といった感じ。机に置いておいてデータを見る時にあると随所随所で活躍します。

 

Search Console(旧Webマスターツール)に関する書籍
10冊目:頼られるWeb担当者になる! Googleウェブマスターツールの教科書


2015年5月に名称が変更となりましたが、Search Console(旧Webマスターツール)もスキルとして身につけておきたいツールです。

Search Consoleは言わばGoogleの検索エンジンと直接対話ができるツールといった感じでしょうか。

本著はそもそもの「検索エンジンとは」「スパム行為とは」といった基本的な話から、Search Consoleの使い方まで網羅した1冊。

とりあえずSearch Consoleについて詳細に書かれている本は少ないので、これだけでも読んでおいた方がいいでしょう。

ショッピングサイト(ECサイト)に関する書籍
11冊目:ネットショップSEO 2014


弊社はWeb制作会社なので割合としては一般的なサイトに比べて少なくなりますが、ECサイト・ショッピングサイトも作っています。これはECサイトのSEOに特化した本です。ちなみに上記の「検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書」の著者 渡辺隆広氏が書いています。Kindle本のみのリリースですが読んでおくべき1冊です。

ECサイトは一般的なサイトに比べてやってはいけないSEOや、やるべきSEO対策が多くあります。どれだけ商品が魅力的に撮影され、分かりやすい説明文を書いても、読んで・見てもらえなければ意味がありません。検索エンジンへ正しく情報を提供するためにECサイトのSEOを学んでおく必要があります。

例えば色違い商品が仕様によって色ごとに登録(色ごとにURLが別)されていて重複コンテンツとなっている場合、canonicalタグを使う。など。

少なくとも上記内容の意味がわからない場合はすぐ読んだ方がいいでしょう。

タスク管理に関する書籍
12冊目:はじめてのGTD ストレスフリーの整理術


これはWebに特化したスキルではないのですが、タスク管理の1つの方法であるGTD(Getting Things Done)のやり方は非常に役立っています。

Webディレクターの場合携わるプロジェクトも大量に発生します。私も多い時は10案件程を並行で携わるときがありますが、そんな時にやり忘れや漏れがあるとどんどん悪循環に陥ります。

毎日何をすればいいのかといったやるべき事が明確になるというだけで、GTDのやり方を学ぶには意味あります。

本著はGTDの生みの親であるデビッド・アレン氏自身が書いた、まさにGTDを学ぶにはうってつけの1冊。やるべきことを考えて実行、考えて実行では非効率です。やるべきことは常に一言管理されそれを見ればいいだけという状態にあべきです。

いざその知識が必要になる前に読んでおくこと

実際のWeb制作の現場で完全な初心者が本を片手にディレクションをするなんてことは考えづらいですが、作り上げるサイトの種類も様々で制作、企画、設計、プロジェクト管理、運用とディレクションのどこかで、どうするべきかわからないけれども選択するべきことは大量に出てきます。

私自身もよくあります。

その時によく感じるのが「いざその知識が必要になる前に本を読んでおくこと」です。

例えばECサイトのディレクションをするのに、ECサイトの設計をどうするべきかを学びながら行うのではミスも発生しやすくなり、何より随所随所で遅れが生じます。その為にも事前に全容を理解しておき必要な知識のみいつでも参照できるようにしておくことが理想です。いやもちろんそんな上手くいくはずはなく、調べながらタスクをこなしていくことも多々ありますけどね。

特に新人のWebディレクター、会社のWeb全体をまかされるWeb担当者の方は上記の本とくにおすすめです。いきなり全部読もうとすると拒否反応が出るので興味のある本から読んでいけばいいでしょう。

また現在Webディレクターとして活躍している方も、まだ読んでいない本あれば1つ2つ新たな学びがあるやもしれません。

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