上映、始まってますね…『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』…
わたしは最近中々映画を観に行く時間が取れず、先週やっと『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』を観てきたところです。
今回のブログには全く関係無いのですが、めっっっちゃくちゃ面白かったので心からおススメです。
ただしR15+なので、親子連れの方は楽しむことが出来ないのが難点です。
さて先日、弊社社長の田崎にこんなことを言われました。
「テレビでアイアンマン1を観たら面白かったので2と3も借りてきて観てみたら、2と3の間にアベンジャーズが挟まってること知らなくて『???』ってなったから、これ系の映画の観る順番書くだけで需要あると思う」
結論から申し上げますと「公開順に観るといいです」ってわたしは思うのですが、いちいち調べるのがめんどくせえ!観るのやめた!となるよりは、これをきっかけにアベンジャーズの世界観に興味を持って頂いて、まだまだ続くであろうシリーズがずっと盛り上がっていけばいいな?と思いましたので、書いてみようかと思います。
まだエイジ・オブ・ウルトロン観てないのに何ですけどね!
あと正直ブログ何書こう?って思ってたのでネタを提供して頂けて感謝しています。
知っている人にとっては当たり前~な情報ですので、「興味はあるけどどっから手を付けていいかわからないな?」という方向けです。
そもそもアベンジャーズって?
アメリカにマーベル・コミックというアメコミの出版社があるのですが、そこで生み出された個別のヒーローたちが集まって巨悪と戦う!というコンセプトのヒーローチームです(ざっくりしすぎ…)
コミックで最初に企画されたのは50年ほど前の話でとても歴史が長いので全容を把握することはほぼ不可能と思われますが、ここでは2008年公開のアイアンマン1作目に端を発した、実写映画のアベンジャーズシリーズについてのお話となります。
日本にも仮面ライダー×スーパーヒーロー大戦とかプリキュアオールスターズとかありますよね。
あんな感じで(?)、違う作品からの人気者たちが集結したお祭り映画…と考えてほぼ差支えないのではないかと思っています。
コミックでは同じマーベル・コミックのヒーローであるスパイダーマンやX-MENのウルヴァリンがアベンジャーズに加わっていたこともあるようですが、映画の場合はそうもいかないようです。
端的に言えば大人の事情です。
映画化の権利を持っている会社が分かれている場合、そう簡単に別会社のヒーローを出すことは出来ないのだそう…
現在上映中の『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』にはX-MENの登場人物であるクイックシルバーとスカーレット・ウィッチが出演していますが、彼らは既存のX-MEN映画シリーズとは関係がありません。
クイックシルバーはX-MEN最新作であるフューチャー&パストにも出て来ますが、別々の俳優が演じています。
ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンがアベンジャーズに加わったらな~、と夢見たこともありますが、おそらく夢のまま終わるのでしょう…涙
アベンジャーズ関連作品を観るべき順番って?
放っておくとすぐに話が脱線して長くなるので、本題に入っていきたいと思います。
アベンジャーズ関連作品の観るべき順番を、作品の簡単な紹介と共に書き連ねていきます。
まあ、ただ公開順に載せているだけなんですけども…
1.アイアンマン(2008)
天才発明家であり、巨大軍事企業「スターク・インダストリーズ」の社長でもあるトニー・スタークがいかにして“アイアンマン”となったのかを描く、アイアンマン三部作の第一作目。
ロバート・ダウニーJr.演じるトニーが最後に発する言葉は名台詞なので、みんな覚えて使いましょう。
2.インクレディブル・ハルク(2008)
ハルクと名の付く作品は他にもありますが、アベンジャーズに関連するものはこれ一作のみ。この次にハルクが登場するのはアベンジャーズの一作目となります。
ちなみにこれとアベンジャーズでは俳優が交代しています。
ブルース・バナー博士は、兵士を強化するための実験を自らの肉体で試したものの失敗、緑色の肌をした超人“ハルク”へと変貌を遂げる。超人的なパワーを手にすると同時に、自らの意志で感情をコントロール出来なくなってしまい…!?
3.アイアンマン2(2010)
大人気アイアンマンシリーズの二作目。一作目以降独自の判断で世界平和のためにアイアンマンとして戦うトニー、しかし政府に目を付けられたり、スターク家に個人的な恨みを抱く敵が現れたり慌ただしい中、友達のローズ中佐と子供のような大ゲンカをして絶交状態になったりと四面楚歌状態に…!
この作品にはアベンジャーズ一作目で重要な役割を果たすことになるあの女性が初登場します。
4.マイティ・ソー(2011)
アベンジャーズ関係者の中で唯一の地球外ヒーローであるソーの第一作目。アスガルドという星の王子様であるソーは我儘で自信過剰、王であるオーディン(演者はなんとアンソニー・ホプキンス!)の逆鱗に触れ、罰として地球に落とされてしまいます。
天文物理学者であるセルヴィグ博士とジェーン、助手のダーシーに助けられ、ジェーンといい感じになったりしている中、故郷のアスガルドでは弟のロキが「ぼく本当の息子じゃなかったの…!?」と闇落ちして大変なことに…!(このロキって奴がいいキャラで大人気です)
この作品にはアベンジャーズ一作目でいきなり重要キャラ風な登場をするあの人が出演しています。
インターネット上の一部地域では『そして殺すおじさん』として有名なあの人です。
5.キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011)
時代的には最も古いため「ファースト」と称されるアベンジャー、キャプテン・アメリカの第一作目。
青年スティーブ・ロジャースは体が弱いことを理由に軍隊に入れないでいましたが、その強い愛国心を買われ、軍の極秘実験により超人兵士キャプテン・アメリカとなります。
その強いリーダーシップにより軍の精鋭部隊を率いるまでになったキャプテン・アメリカは、敵であるナチスの中にある更に過激な組織・ヒドラの計画を阻止するために仲間とともに乗り込んでいき…!?
これは第二次大戦中のお話ですが、このキャプテン・アメリカは現代の話であるアベンジャーズにもそのままの姿で登場しています。
そのへんの事情はこの映画を観ていないとわからないため、実はアベンジャーズ公開以前の関連作の中では最も重要な作品かも?
6.アベンジャーズ(2012)
はい、ここでようやく『アベンジャーズ』という名前が出て来ました。長かったですね…
1~5までを順番に観てきた方は確実にこのアベンジャーズをしたり顔で楽しむことができます。
これまでにもちょこちょこ登場していたニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)という人がいるんですけども、彼は『S.H.I.E.L.D.(シールド)』という組織を統率していて、シールドとは簡単に言うとスーパーヒーローたちを統率する政府の特別な組織です。
このシールドの研究施設みたいなところにロキ(ソーの弟)が現れ、セルヴィグ博士とホークアイ(ソーでちょっと出てきた弓使いの人。そして殺すおじさん)の心を乗っ取ったり、ソーで重要な役割を持っていた『四次元キューブ』を盗んだりやりたい放題やったため、フューリーは「こいつには地球の軍隊では対応できないからスーパーヒーローたちを集結させよう」と決意、アベンジャーズの結成へと相成ります。
我が強いヒーローたちを突然寄せ集めて上手くいくはずもなく、あっという間に瓦解しそうになるアベンジャーズ…しかしある出来事をきっかけにヒーローたちの心がひとつとなり、ロキとその背後に控える宇宙からの邪悪な使者たちに立ち向かうことに…!
ある意味これまでの集大成的な作品だけあって全てがハイクオリティ、きっと好みのキャラクターが見つかると思います。
ここでもロキがものすごくいい味を出してます。
7.アイアンマン3(2013)
アベンジャーズの激戦から一年後、戦いのトラウマによりトニー・スターク(アイアンマン)精神的に不安定になっていました…
↑ここからもわかるように、アベンジャーズで大変な戦いを乗り越えたからこその状況というのが出て参りますので、アイアンマンだけを続けて1~3まで見ると「???」なことになってしまいます。
そんな状態のトニーを案じる恋人・ポッツの元に、キリアンという男が現れます。こいつは過去の因縁でトニーのことを深く恨んでおり、彼を破滅に導こうとするばかりか、ポッツまでも危険に晒されて…!?
この作品でひとまず、『アイアンマン』シリーズは完結と言うことになるようです。
8.マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013)
アベンジャーズの激戦から1年後、舞台はロンドンに移ります。謎の重力異常を調査していた天文物理学者ジェーン(ソーの恋人)が、調査の過程で邪悪なパワーを身に宿してしまい、命の危機に晒されてしまいます。
ソーは彼女を助けようと、自らの故郷である神々の星アスガルドへジェーンを連れて行くも、その行動がアスガルドへ混乱をもたらしてしまい、窮地を脱しようと幽閉されている弟のロキに助けを求めて…!?
ロキは相変わらずいいキャラですが、作品のテイストが、1の頃の軽快な感じが薄れてしまっているのが個人的には少し残念に感じました。
9.キャプテン・アメリカ ウインター・ソルジャー(2014)
これ!!!一番面白い!!!
キャプテン・アメリカ一作目は第二次大戦中のお話でしたが、今作はアベンジャーズ戦から2年後のニューヨークが舞台です。
見た目は若くとも実は90歳のおじいさんであるスティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)は現代社会に適応するために苦労する日々…
そんな中、シールドの命によりナターシャ・ロマノフ(アベンジャーズで大活躍した女性スパイのブラック・ウィドウ)と共に任務を行っていたスティーブは謎の暗殺者に襲撃を受けます。暗殺者の正体はまさかまさかのあの人物で…!?
↑複雑な話なのであまり詳しく書けないのですが映画として大変面白いのでおすすめです!
10.アベンジャーズ アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン(2015)
まだ観てません!!!!(激怒)
子どもから大人まで楽しめるMARVEL映画
日本の映画のレーティング(年齢制限の基準)には、現在4種類の区分けがあります。
- G―年齢制限なし
- PG12―12歳未満の方へは保護者の助言・指導が必要(鑑賞が禁止と言うわけではありません)
- R15+―15歳以上の方が鑑賞可能
- R18+―18歳以上の方が鑑賞可能
アベンジャーズまわりの作品はどれもがG(年齢制限なし)ですので、小さいお子さんをお持ちの親御さんでも、親子一緒に楽しむことが出来ます。
夏休み、お子さんと一緒にアベンジャーズシリーズを楽しむのもいいのではないでしょうか?
何しろ作品数が多いので時間が潰せる&スーパーヒーローたちが成長したり、人助けをしたりする姿がお子さんに好影響をもたらすなんて可能性もなきにしもあらずです。
ちなみにここまでお付き合い頂いた方には一目瞭然かと思いますが私が一番好きな関連作品は『キャプテン・アメリカ ウインター・ソルジャー』です。
どうぞキャップをよろしくおねがいします!!