こんにちは。みなさんはブログを書く機会はどのくらいありますか?
個人サイトか企業サイトかでもテーマや配信回数など変わってくると思いますが、どちらにしても自分の書いたブログが公開された後は、「できるだけたくさんの人に見てもらいたい」とか「どんな人が読んでくれていてどんな反応かな」とか気になりますよね。さらに成果を問われることもあると思います。
ブログのアクセス数が増えるかどうかは「キーワード選びがカギ」とも言われていて、ブログ自体が情報発信をこまめにできることから認知や集客には欠かせない役割を担っているので、ブログをどう書くかで集客にも大きく影響します。
このページでは「キーワード選びの重要性」をテーマに紹介していきたいと思います。
今までなんとなくキーワードを選んでいた人や、アクセス数をもっと増やせるブログを書くために知識を深めてブログに反映させたい、と考えている人はぜひ参考にしてみてください。
わたし自身ここでブログを書かせてもらうことや、お客様のサイトを制作する際、キーワードを選んでご提案することがあるので、キーワード選びについてもっと理解を深めて活用していきたいなと思います。
日々みんなが検索しているキーワードから見えること
みなさんはどんなときに検索していますか?
GoogleやYahoo!など検索エンジンで調べものをするとき、どのような言葉を使っているでしょうか?
わたしの場合ですが『最近また太ってきちゃったな』とふと考えたときに、
「カロリー 低い 食べ物」だったり、
「短期間 痩せる 自宅」……このように打ち込んだりします(とにかく痩せたいです 笑)。
「小学生 女の子 子育て 記事 人気」このように単語をたくさん使って検索することもあります。
検索しているキーワードから、
その人の「悩み」だったり「今知りたいこと」が表れていることが分かりますよね。
検索キーワードをさらによく見てみると
このようにイメージできたりしませんか?
「短期間 痩せる 自宅」という検索キーワード
→ “毎日自宅で何やら頑張るつもりがありそうだな”
「小学生 女の子 子育て 記事 人気」という検索キーワード
→ “小学生の女の子がいる人で、何か子育てに役立ちそうな記事を探しているのかな”
検索キーワードが増えるほど、その人がどのような状況の人で、何をどうやって解決したり知りたいと思っていたり、
解決することでどうなりたいかやどうしたいかが、見えてくるということです。
ここでのポイント
・検索されたキーワードにはその人のニーズが見える
・検索キーワードが増えるごとに、どのような状況(situation)で・悩みや知りたいことは具体的に何(what)で・どのように(how)解決したいと考えていて・解決した先にはこうなりたい/こうしたい(want/do)というユーザーのニーズがより明確にイメージできる
検索エンジンの「ユーザーの検索行動」
下は検索エンジン上でユーザーが行う検索行動の一例です。
①何か検索しようと思いブラウザを開く
↓
②キーワードを打ち込んで検索する
↓
③検索結果を見る
↓
④タイトルや説明文を見てサイトを見る(自分がほしい情報ではなかった)
↓
⑤別のサイトにいく(ここにも情報がなかった)
↓
⑥違うキーワードに変えて、もう一度検索してみる
↓
⑦サイトを見てみる(この情報を知りたかった!)
↓
⑧☆ブックマークする
↓
⑨後日もう一度サイトを見る→購入する
ユーザーが打ち込んだキーワードから、イメージしていたページが出てこない、このようなこともあります。
その場合、キーワードを変えてみたり、キーワードを増やしたり、
あの手この手で検索を繰り返し、やっとの思いで見たいページにたどりついた経験はないでしょうか?
ユーザーがこのように行動する理由は、
知りたいことや解決できそうなページを求めているからですよね。
知りたかった情報が見つかったり、悩んでいたことが解決されると、ブックマークをしたり、問い合わせをしたり、購入したり、ユーザーはなんらかのアクションを起こします。
ここでユーザーはインターネット上の行動をいったん終えます(ゴールするとも言います)。
ここでのポイント
- ユーザーの検索行動のゴールは、「知りたかった情報が見つかる」「悩んでいたことが解決されること」
- ユーザーが検索行動のゴールにたどりつくためには、「打ち込んだ検索キーワードといかに自分が知りたいと思っていたページが結びつくかどうか」ということ
ここで少し検索エンジンのはなし
ユーザーは悩みや知りたいことなど情報を探すために検索エンジンを利用しますが、検索エンジンはものの数秒で検索結果にページを表示させます。
膨大なページの中から、ユーザーの検索キーワード(質問)に当てはまるページをなぜこんなにも早く提供できるのでしょうか?
検索エンジンは、インターネット上に公開されている一つ一つのページに「どのようなキーワードが書かれているかを整理して記憶」しています。
そしていざ、キーワードが検索されたとき取り出しやすくしているのです。これを「インデックス」と言います。
日本語だとなじみのある「索引」のことです。
ユーザーが検索するキーワードと、ページの内容(キーワード)がマッチすると、検索エンジンはこのインデックス機能で自動的に検索結果にページを表示します。
図)
ここで重要なポイントが、検索エンジンはまざまな指標で総合的にページを評価し、
「よりユーザーの求める情報が書かれていると評価している順番(ランキング順)で検索結果に表示している」ということです。
下は検索エンジンが計測しているさまざまな指標の一例です。
- このキーワードで検索しているユーザーはこのページをよくクリックしているな
- 検索後によく見ているページにはこのキーワードがたくさん含まれているようだ
- このページを見たユーザーはなぜかすぐにページを離れているな
といったように、検索エンジンはユーザーの検索後の行動やクリック回数、ページに含まれているキーワードや読まれている時間など、さまざまな情報を計測(独自のアルゴリズムを設定)しています。
その情報をもとに、「できる限り悩みや質問にスムーズに解決できるコンテンツを読み取って、上位に表示させている」ということです。
ここでのポイント
- 検索エンジンはページに書かれている内容をキーワードでインデックス登録している
- 検索されたキーワードとページ内のキーワードがマッチしてはじめて検索結果に表示される。さらにユーザーの質問や知りたいこと「課題」に対してより解決できるページとしてその他のページよりユーザーにとってためになると評価されているほど上位に表示される
キーワード選びの重要性
検索キーワードにはユーザーのニーズ(悩みや知りたいこと)が存在すると前の項で説明しましたが、検索されたキーワード(ニーズ)とページ内のキーワードがただただ合致していればよい、というわけではなくページの内容が、ユーザーのニーズ(課題)を解決できるページかどうかを検索エンジンは重要視しています。
ユーザーの視点で悩みや知りたいことを具体的にイメージして、その悩みや知りたいことを解決できるような内容を書いていくことが重要なポイントになるのです。
「これから書くページは、どんなキーワードで検索してきた人が読むだろう?」
「どうなりたい、どうしたいと思っている人が読むページだろう?」
「どんなキーワードが入っているとこの人の課題は解決されるだろう?」
このように、自分がこれから書くページと検索キーワードをつなげて考えていくことで、検索ユーザーによりマッチした状況、解決方法、成功後のイメージを捉えることができます。
- どのような状況(situation)の人に向けて
- 何(what)について
- どのような(how)方法で解決するか
- こうなりたい/こうしたい(want/do)など解決した先の良いイメージ
検索ユーザーにマッチしたキーワードを適切に選ぶことで、それだけユーザーのニーズにマッチする具体的なページが書けるということです。
検索ユーザーにマッチしたキーワードを、タイトル・説明文・ページ内で効果的に使用できれば、
検索結果に表示→クリックが増える→ページを見るユーザーが増える→検索エンジンからの評価も上がり上位に表示される→さらにアクセス数が増えていく
というようにどんどん良い影響につながっていきます。
ブログのアクセス数が増えるかは「キーワード選び」にかかっているといっても過言ではないということです。
※タイトル・説明文・ページ内でのキーワードの効果的な使い方については、今後別の記事で紹介したいなと思います。
ここでのポイント
- 自分がこれから書くページと検索キーワードをつなげて考えていくことで、検索ユーザーによりマッチした状況、解決方法、成功後のイメージを捉えることができる
- キーワードを適切に選ぶことでユーザーのニーズにマッチする具体的なページを書くことにつながり、結果検索エンジンからの評価にもつながる
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ブログを書く上でキーワード選びがいかに重要であるかご理解いただけたでしょうか。
キーワードを選ぶ際に、ユーザー側の視点、検索エンジン側の視点(評価)、書く側の視点とそれぞれ重要なポイントが見えたことで、なんとなく選んでしまうこともなくなり、これからどのような点に気をつけてキーワードを選んでいけば良いかが少し見えてきたのではないかと思います。
ポイントをおさえて必要なキーワードを選びブログに落とし込んでいけると、実際にユーザーからの反応も検索エンジンの順位も変わってくるのではないかと思います!
ここではキーワード選びの入り口として「キーワード選びの重要性」をテーマに紹介しましたが、続編として、「実践!キーワード選びのコツ」記事を近日公開予定です♪
キーワード選びの重要性を理解した上で、実際にどのようにキーワードを選んでいったら良いか紹介していきますのでそちらもぜひチェックしてみてください。